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事業計画書作成のポイント① (創業の動機等)

それではこれから、日本政策金融公庫から借り入れる際に必要となる、日本政策金融公庫フォーマットの「創業計画書」を例にとって、一つずつ項目を見ていき、各項目について「なぜこうなるのか?」、「本当は何が求められているのか?」といった事を中心に説明するとともに、効果的な記載例を解説していきたいと思います。

なお、日本政策金融公庫のホームページにも各業種についての記載例が掲載してありますが、実際に融資を受けようとする方にとっては、こちらの記載例を見ただけでは、なかなか融資の実行を受けるには難しい面がある様です。それはなぜかと言いますと、

「記載例は全体的に注釈が乏しく、内容についての説明が不十分である。」
「融資を受けるには、どのように書けばよいのか?という視点で説明されていない。」
「ある程度の融資知識があることを前提に書かれているので、全くの初心者はどのように書いたらよいのか分からない。」

といった事があるようです。

なお、制度融資を使う際に提出する事業計画書に記載する中身もほとんど同じものであり、必要な対策についてもほぼ同様となります。



1.創業の動機

業種

業種に関しては、簡潔かつ具体的に書きます。また、あまり細かく書く必要はありません。

(例)「洋風居酒屋」 「美容業」 「中古自動車販売業」 「婦人服・子供服の小売業」 「ソフトウェア開発業」 「内装工事業」 「学習塾」など。

【ポイント】

  • 簡潔かつ具体的に書く
  • これから行おうとする事業が複数の業種からなる場合は、すべて併記するとともに、どちらが主力業種なのかを明記する。
    (例)本屋(主業種) 飲食業

創業(予定)時期

創業(予定)時期に関しては、日まで確定しておく必要はありませんが、何月の上旬・中旬・下旬頃といった事は決めておいたほうがよいでしょう。何らかの理由で、何月のいつ頃と決められないのならやむを得ませんが、そういった理由がないにもかかわらず決めていないようであれば、それはやる気を疑われます。

また、開業までの期間が長すぎるようですと、「本当に今必要なのか?」「なぜ、そんなに早い段階で申し込むのか?」疑問に思われます。また、逆に開業までの期間が短すぎますと、「なぜもっと早く申し込みに来なかったのか?」と思われるとともに、事業の計画性も疑われるかもしれません。

融資の申し込みから実行までに、1ヶ月から1ヶ月半かかりますので、各々それぞれ最適なタイミングで申し込むとともに、余裕をもって事業の計画を立てましょう。

【ポイント】

  • 融資の申し込みから実行まで1ヶ月から1ヶ月半見込んでおく。
  • 創業予定時期は、あまり極端に長く、または短かくとらない(正当な理由がある場合を除く)。

創業の目的・動機

創業されるのは、どのような目的、動機からですか。

ここでは、「なぜその事業を始める気になったのか?」とともに、その事業についてどれだけの準備(場所や設備など)や覚悟ができているかなどが判断されます。可能であれば、営業場所、仕入れ先や販売先の見通し程度に関しても、この中で触れておきたいところです。

さて、以下に日本政策金融公庫のホームページで見る事ができる創業計画書記載例(婦人服・子供服の小売業)の、創業の目的・動機欄を参考に見てみましょう。

創業の目的・動機 ・自分の経験を生かしたい。
・かねてから自分の店を持つことが夢だった。
・○○駅の近くによい店舗が見つかったため。

この箇所は、どれだけ強い思いでこの事業を始めようと思ったのか、いわば「事業に対する思いれや、情熱」をアピールする項目です。上記記載例を見てみると、ただ単に物理的な準備が整ったので開業したいという印象を受けますが、これではその思いが伝わるとは言い難いと思います。

表現方法は人それぞれいろいろありますが、大切なことは気持ちを素直に前面に押し出し、第三者にもきちんと自分の思いが伝わるように文章を組み立てる事です。

【文章の組み立て方の一例】

きっかけ
「普段の生活の中で不便に感じる事があった、こんな問題点があった」
「前職で発見や改良すべき点に気付いたが、当時の状況では実現できない事情があった」
「あることをきっかけに以前からこの業種に興味があった」
「こういうことで世の中の役に立ちたい」
「こんないい事を思いついた。それを使えばこんなことができる。こんなに便利になる。だからこれを世の中に広めていきたい」
「こんな未来を実現したい。だからこのビジネスをやって皆さんに喜んでもらいたい」

発展
「解決策を考えたところ、実現可能性があることが分かった」
「これまでの経験を生かして社会的にも貢献できると思った」
「同じ考えを持つ人間と知り合い、共同で経営することが決まった」

検討・結果
「事業としての可能性を検討した結果、十分に実現可能だと判断したため今回の開業に踏み切った」
※可能性の検討については、できるだけ具体的に、一般的なデータも使い、根拠をもって説明する。

この項目の内容に関しては後日面談でも聞かれる内容ですので、自分の言葉でしっかりと、「いかにこの事業にかけているのか」という熱い思い・情熱を説明できるようにしておきましょう。また、それとともに、最低限の準備(場所や設備など)ができていることも示しておきましょう。

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